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回避・制限性食物摂取症

回避・制限性食物摂取症(Avoidant/Restrictive Food Intake Disorder, ARFID)は、食べ物に対する極端な回避や制限が特徴的な摂食障害です。この障害は、従来の摂食障害である神経性無食欲症(AN)や神経性過食症(BN)とは異なり、体重減少や体型への過度なこだわりが主要な特徴ではありません。ARFIDの原因は複数の要因が絡み合っていると考えられます。感覚過敏:特定の食べ物や食感に対する過敏反応が関与している場合があります。過去の経験:過去に食べ物による窒息や嘔吐などの否定的な経験があると、その食べ物に対する回避行動が強化されることがあります。心理的要因:不安や強迫的な思考、発達障害(例:自閉スペクトラム症)が関連していることがあります

症状

主な症状は、下記の通りです。

  • 食事の回避や制限:特定の食べ物や食感、匂い、色、温度などに対する強い嫌悪感や恐怖感があります。
  • 摂取量の不足:栄養素やカロリーの不足による体重減少や発育不良が見られます。
  • 栄養不足:必要なビタミンやミネラルの不足により、健康状態に影響を与えることがあります。
  • 社会的障害:食事に対する回避行動が、社交的な状況や日常生活に支障をきたすことがあります。

治療について

症状などをよく聞き、それぞれの方にあった治療を最優先いたします。基本的な診療方針については診療方針(心療内科・精神科)をご参照ください。

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