心的外傷後ストレス障害(PTSD)
強いショック体験や生命の危険を感じるような出来事のあと、人は強い恐怖や不安を抱くことがあります。多くの場合、時間の経過とともに自然に落ち着いていきますが、心の傷が深く残り、日常生活に支障が続く状態を心的外傷後ストレス障害(PTSD)といいます。
主な症状
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フラッシュバック
突然、出来事を思い出し当時と同じような恐怖を感じる -
悪夢
体験に関連する夢を繰り返し見る -
回避行動
思い出すのが怖くて、人・場所・話題を避けてしまう -
過覚醒
ちょっとした音や刺激に過敏に反応し、緊張や不眠が続く
原因となる体験
交通事故、災害、犯罪被害、虐待、戦争体験など、生命の危険を強く感じる出来事がきっかけとなることがあります。
治療について
症状などをよく聞き、それぞれの方にあった治療を最優先いたします。基本的な診療方針については診療方針(心療内科・精神科)をご参照ください。